堕天使のお花畑 | ひきこもりニート堕天使ブログ

ニート堕天使教の偶像かつ唯一神にして教祖たる堕天使エヌが舞い降りた。ここは信者の憩いの場であり、ひきこもりニートが厨二病全開で黒歴史を刻む花園である。 アニメ、ゲーム、創作、投資、科学、オカルト、陰謀論など、無職の自堕落な生活記録をレポートする。

小説


堕天使エヌ。
職業、ニート。
趣味、映画鑑賞。

シネマニートの異名を持つ堕天使エヌがアニメ映画を語る。


続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ひきこもりライト層が家から出ない原因として、「用事がない」「趣味がない」というものがある。
たまには外出もいいぞ。
ひきこもりの外出先には本屋をおすすめしたい。

ノーベル文学賞のフィーバーに便乗して、カズオ・イシグロ氏の書籍を探してきた。


続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

記事タイトルは小説『向日葵の咲かない夏』(道尾秀介)から。
夏ということで、ふと思いついて記事のタイトルに使いたくなった。
題名を使うからには『向日葵の咲かない夏』にも触れていこう。
ただし、今回は導入以外にネタバレなしの内容としたい。



続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ごきげんよう。
本の選び方・本の買い方のニート堕天使スタイルと銘打ち、最近の実例を交えてお伝えしよう。

続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

アニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』は、森見登美彦の同名小説が原作である。
私はこの原作小説が好きだ。
ただ、夜は短し歩けよ乙女(小説)を読んだのは、もう十年近く前になる。
はっきりと内容を覚えているほどではないが、いちおう原作厨(原作ファン)の視点でアニメ化を品定めする。

今回アニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』を鑑賞するにあたり、前情報を調べなかった。
知っている情報は原作小説のみ。
製作スタッフ、キャスト(声優)、評判など、情報がない状態で挑む。

映画の話に入る前に、森見登美彦に触れたい。
森見登美彦は、京都大学出身の小説家だ。
京都を舞台としたエピソードに定評がある。
森見作品はファンタジーに分類されるらしい。
デビュー作『太陽の塔』が第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞している。
『夜は短し歩けよ乙女』の以前には、『四畳半神話大系』『有頂天家族』がアニメ化されている。
そして今期、2017年春アニメとして有頂天家族の2期が放送されている。

本編に戻る。
映画館に舞い降りた堕天使。
久しぶりの外出、久しぶりの映画館に心躍る。

映画館に舞い降りた堕天使


映画館の入口付近には、各種映画のポスターが張り出されている。


アニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』劇場ポスター


お目当ての『夜は短し歩けよ乙女』の個別オブジェ(?)も発見される。
さて、上映チケットを取るぞ。

『夜は短し歩けよ乙女』をニートにのみ許される時間に鑑賞


見よ!
これがニートにのみ許された時間帯だ!

残念ながら映画館であるため、本編の撮影はできない。
映画の撮影を行った者は、10年以下の懲役、1000万円以下の罰金、またはその両方を課される。
ここで、犯罪抑止用のキャラクターとして、「映画泥棒」が有名だ。

NO MORE 映画泥棒
映画泥棒マグカップ


これは堕天使邸にある映画泥棒マグカップだ。
ほむほむマグカップ(故)だけでなく、堕天使邸にはオシャレな食器が取り揃えられている。
ちなみに、映画泥棒マグカップはゲームセンターの景品だ。
ほむほむマグカップ同様に非売品(多分)であるため自慢したかった。

さて、夜は短し歩けよ乙女の内容に入る。
今回も過度なネタバレは含まない。
最初に、夜は短し歩けよ乙女の概要だけはまとめておく、

--------------------------------------------------------------------------
京都の大学生である主人公「先輩」は、大学の後輩「黒髪の乙女」に恋をする。
先輩は、「ナカメ作戦」と称して、偶然を装い黒髪の乙女に何度も近づくが、関係は発展しない。
夜の京都、酒を飲み歩く黒髪の乙女と、乙女を追う先輩とが、別々で事件に巻き込まれていく。
乙女が各所で無双する一方、先輩は各所で災難に見舞われる。
別の場所で起きた事件は人を通して繋がっていく。
--------------------------------------------------------------------------

ネタバレを抑えた概要はこんな感じ。
以降は、アニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』の映画レビューに入っていく。

物語が原作とは違う媒体に移された場合、原作ファン(原作厨)から否定されがちだ。
アニメや漫画の実写化は、たいてい酷評されてきた。
『夜は短し歩けよ乙女』の場合は、小説からのアニメ化だ。
堕天使エヌが原作厨の対場から、このアニメ化を考えていきたい。

  • キャラクタ―デザイン(キャラデザ)
アニメ『四畳半神話大系』同様のキャラデザで作られている。
森見作品原作の同じ世界観なので、キャラデザが統一されている方が自然に思える。
原作厨の堕天使エヌも納得である。
だが、あくまでアニメ『四畳半神話大系』を視聴している立場からの意見だ。

  • キャスト(声優)
メインキャストとしては、
「先輩」に「星野源」、
「黒髪の乙女」に「花澤香菜」、
「学園祭事務局長」に「神谷浩史」、
「パンツ総番長」に「秋山竜次(ロバート秋山)」
がそれぞれ配役されている。
各キャラクター個別に考えていきたい。

【先輩】
星野源が声優として出演するものを始めて見た。
私は一般的なテレビ番組を見ないので、星野源には「恋ダンスの人」という印象しかない。
よくある話題作りのための芸能人起用か。
今回の声優演技は聞き苦しいこともなく、芸能人(狭義)のわりに良くやっていると思った。
しかしながら、森見作品原作のアニメ『四畳半神話大系』で主人公を演じる「浅沼晋太郎」と比べると見劣りしてしまう。
ただ、同じ世界観の作品で主人公の声を同じにするのは、どうだろうか。
私的にはNGだ。ましてや同一アニメ中の主要キャラに同一声優は認められない。
ドラゴンボールだとか、名探偵コナンだとか、正気の沙汰ではない。
とりあえず、星野源のキャスティングは及第点だ。

【黒髪の乙女】
声を聴いた瞬間に理解した。花澤香菜だ。
そして、同時に思う、黒髪の乙女に花澤香菜は合わない。
原作厨が荒ぶり始めた模様。
どう合わないのかといわれると、なんとなくだ。
誰が良かったのかといわれると、思いつかない。
特に花澤香菜が嫌いなわけでもない。
むしろ、花澤香菜の個別記事を書いたりと優遇している。
聴いているうちになれてはいったが、高評価はできない。
あと、やはり花澤香菜は歌が下手だ。
基本的に歌う役をやらせるべきではないと思っている。
まぁ、黒髪の乙女は、歌が下手でもイメージを崩さない。

【学園祭事務局長】
神谷浩史は学園祭事務局長のイメージにピッタリだ。
最高のキャスティングだったと言える。
珍しく堕天使がべた褒めしている。
別に私は、ホモでも腐女子でもないぞ。

【パンツ総番長】
ロバート秋山であることはエンドロールまで気付かなかった。
気付かないほどに違和感がなかった。
こいつ結構やるやん。
しばらくロバートのコントを見ていないが、ロバート秋山は芝居がうまい印象がある。
パンツ総番長のミュージカルも良いものだ。


  • 評価、感想、その他
映画館の中での飲食はOKだが、酒は駄目そうだ。
夜は短し歩けよ乙女は酒の話(?)なので、酒を飲みながら見たいところだ。
それはDVDが発売されてからにしよう。
原作厨として一番感じたことは、演出が面白かった。
前述にように、森見登美彦はファンタジー作家とみなされている。
原作小説でもたしかにファンタジー要素がある。
それがアニメ化の演出により、さらにファンタジー感が増していた。
これに対しては賛否両論あるだろうが、私は見ていて面白かった。
エンディングテーマは、ASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)の曲だった。
アジカンは地味に好きだ。
帰宅後調べてみたところ『荒野を歩け』という曲名だ。
荒野を歩けは、夜は短し歩けよ乙女の雰囲気にも合っていた。
また、エンドロールでは協賛の多さに驚かされた。
京都大学のサークル(?)だとか、いろいろと面白いところから協賛されている。
以前の映画鑑賞では協賛を気に留めていなかったが、どこから協賛されているか見てみると意外に面白いことを発見した。

森見登美彦アニメ映画『夜は短し歩けよ乙女』劇場来場者特典


これは劇場来場者特典だ。
原作者『森見登美彦』による書下ろし小説だ。
原作のアフターストーリーといったところか。
「その2」と書かれている件について調べてみたところ、
公開1週目は「先輩」から「乙女」への手紙
公開2週目は「乙女」から「先輩」への手紙
に設定されていた模様。
私の場合、公開2週目というわけだ。
公開1週目の特典も欲しいところだが、公開2週目の特典の方が面白そうだから、ノープランのわりに運が良かった。


とりあえず以上。
勢いで長文を書いたので後で修正しておく。


【追記】
本記事の『夜は短し歩けよ乙女』は、原作(小説)から入り、アニメ映画を鑑賞した感想を書いた。
一方、下記記事の『ニセコイ』は、アニメから入り、原作(漫画)を読んだ感想を書いた。
--------------------------------------------------------------------------
2017年04月12日:
 【賛否両論】漫画『ニセコイ』を25巻(最終巻)まで読破したぞ【ニセコイ最終話】
--------------------------------------------------------------------------




ブログランキングぽちっとオナシャス!
 

ニート日記ランキングへ

にほんブログ村 その他日記ブログ ニート日記へ
にほんブログ村
続きを読む
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック


↑このページのトップヘ

Copyright © since 2016 堕天使のお花畑 | ひきこもりニート堕天使ブログ All Rights Reserved.