ごきげんよう。

最近の鉄板炎上コンテンツの1つ、オリンピックの話をしよう。
先日から池江璃花子選手に東京五輪の出場辞退を求めるコメントが寄せられた件が物議を醸している。私の見解としては、こうした事態は残念だが当然である。

誤解されないよう最初に述べておこう。
私は五輪中止論者ではない。東京オリンピックが開催されることを願っている。なぜなら、その方が面白いから。
東京オリンピックは、変異ウイルスの災典として世界各国の変異株が一堂に会し、有意義な社会実験となることだろう。感染拡大しなければ新型コロナウイルスが糞雑魚ウイルスだと判明する。一方、感染拡大により未曽有のパンデミックとなるのもまた一興である。どちらに転んでも面白い。

こうした五輪開催派の私から見て、池江璃花子選手などのアスリートに出場辞退を求める声がぶつけられる事態は残当だと考えている。なぜなら、それが五輪中止を実現するための比較的有効な手法と考えられるから。

最近Twitterでは、ツイデモと称して一斉に特定タグを付したツイートを発信してトレンドをジャックする活動が実施されている。ツイデモは、たしかに問題を周知する効果はあるだろうが、多くの部外者からはトレンド汚染の気持ち悪い活動と認識されているだろう。ほとんど茶番であり、オナニーと言っても過言ではない。
また、先の東京都知事選2020の敗北者として知られる宇都宮けんじ弁護士による「東京五輪中止を求める署名」が実施されている。これに対抗して、JK愛好家として知られる竹田恒泰が「東京五輪開催賛成の署名」を開始した。しかしながら、こうした署名活動も全く意味をなさないであろう。ネトウヨが署名偽装に手を染めた愛知県知事リコールなどとは異なり、何人集まれば目標が達成されるという規定はない。宇都宮けんじ氏の署名が竹田恒泰氏の署名を数で上回れば東京オリンピックが中止されるわけでもなく、逆もまた然り。
ましてや、個人が日本政府やIOCの関係者に直接クソリプを送ったところで、何も変わらない。

これらに比べて、東京五輪代表選手を出場辞退させることは、可能性が高い方法と考えられる。池江璃花子選手は「私は何も変えられない」という旨の発言をしているが、宇都宮健児や竹田恒泰よりも強い影響力があると思われる。代表選手の出場辞退が多発すれば、さすがに東京オリンピックを中止せざるを得ない状況になる。
日本政府やIOCの関係者を批判するべきとの意見もあるが、それは上述のように結果にコミットしない。そして、池江璃花子選手などのアスリートは、東京オリンピックの利害関係者であるため、非難されても仕方のない立場と言える。ちなみに池江璃花子選手の発信が電通案件とも噂されている。

ただ、俯瞰的に観測している立場から言えば、今回の問題は非常に醜い争いである。五輪中止派は、五輪開催による新型コロナウイルス感染拡大の結果として失われる「命」を盾にしている。一方、五輪開催派は、東京オリンピックを目指してきたアスリートの「夢」を盾にしている。どちらも「禁止カード」である。こうした論点で空中戦を展開している連中が互いを理解することは難しいだろう。
とにもかくにも、東京オリンピックの行く末が楽しみである。

以上、東京五輪代表選手に出場辞退を求める声が浴びせられるのは残念だが当然。


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