2021年冬アニメ感想戦の第N弾、『SK∞エスケーエイト』をレビューする。
今回も軽くネタバレを含む。

この堕天使エヌは、ホモアニメ研究家として知られている。
ホモアニメ研究家の知見からアニメ『SK∞エスケーエイト』を語っていくわけだが、アニメ『SK∞エスケーエイト』は見た目ほどホモアニメでもない。むしろ直接的なホモ表現は控えめである。視聴者の想像力に任せるタイプのホモアニメとも言える。冒頭からホモホモ書き過ぎだが、仕切り直してアニメレビューを始めよう。

アニメ『SK∞エスケーエイト』は、個人的に今期のダークホースの1つであった。1クール全12話で綺麗にまとめられ、事前予想を上回る面白さであった。

ざっくり概要を説明すると、沖縄を舞台とする闇のイベント、スケートボードレース「S(エス)」に参加する男達の奮闘が描かれる。「S(エス)」は、ラフプレイを許容する破壊ミニ四駆(例えがニッチ)のようなレースである。主人公・レキとメインヒロイン♂・ランガとのボーイミーツボーイで物語が動き出す。

レキやランガはキャラクターとして薄味に設定されているように感じた。と言うか、他の主要キャラクターが濃い。悪役ピエロのシャドウ、生意気ショタのMIYA、筋肉ゴリラのジョー、変態仮面のアダムなどの個性豊かなキャラクターがレギュラーに入ってくる。中でもラスボスの立ち位置にあるアダム(愛抱夢)は圧倒的な存在感を見せつけてくれた。

エスケーエイトの愛抱夢(アダム)が変態やばい
風貌からしてHENTAIである。「綺羅星☆」とかやりそう。テラ子安。
声的にディオ(ジョジョの奇妙な冒険)を想起してしまうが、個人的に一番近いキャラクターは月山習(東京喰種トーキョーグール)だと思う。つまりHENTAIである。
アダムはランガを「イヴ」と呼んで執着する。クレイジーサイコホモにありがちなことである。
そして、アダム×イヴの「S(エス)」が催される。

SK∞エスケーエイトの愛抱夢(アダム)が危険
アダムとイヴのエス
SK∞エスケーエイトの愛抱夢(アダム)に踊らされる
つまりHENTAIである(語彙力)。レースとは何なのか。

最終話としての第12話の放送後にはTwitter上に「最高のアニメ」「最高の最終回」がトレンド入りするほどであったが、最終話で超展開があるわけでもなく、着実に積み上げてきたからこその良い最終回であった。
最終話Cパート、秘書の忠に「お前は一生僕の犬だ」と言い放つアダム(愛抱夢)こと神道愛之介が完全に作品を持って行ってしまった。アニメ『SK∞エスケーエイト』の魅力の半分はアダム(愛抱夢)に生み出されていると言っても過言ではない。
そして最後の最後に、終盤で戦力外となった主人公のレキに見せ場を作ってあげるあたり、製作スタッフの愛を感じる。
アニメ『SK∞エスケーエイト』の総評としては、全体としての構成が優れている。アダムを除けばホモ要素が控えめでありながら、しっかりとカップリングが捗るように人間関係が描かれている。BL好きだけでなく、一般人にもお勧めしたい良作である。

以上、アニメ『SK∞エスケーエイト』の感想/評価/考察/レビュー。


ブログランキングぽちっとオナシャス! 

ニート日記ランキングへ

にほんブログ村 その他日記ブログ ニート日記へ
にほんブログ村