2020年冬アニメ感想戦の第四弾として『虚構推理』をレビューする。
今回もネタバレほぼなしの予定。

思えば今期のアニメレビューでは、クール開始時の選定結果をリンクしてこなかった。



この選定記事の通り、アニメ『虚構推理 』は個人的に2020年冬クールの覇権アニメ候補筆頭であった。
そして、結論から述べれば、総合評価として期待外れである。
決してつまらない駄作というわけでもないけれど、小説原作ということもあり少々期待し過ぎてしまった。

初っ端から否定的に書いてしまったが、アニメ『虚構推理 』の良かったところを褒めていこう。

キャラクターが魅力的に動いていた。
主人公・桜川九郎、ヒロイン・岩永琴子、サブヒロイン・弓原紗季、いずれも良いキャラクターだと言える。
ちなみに、Wikipediaでは岩永琴子が主人公とされているが、アニメ基準では桜川九郎をメインとしていたので主人公と見なしている。
特に、岩永琴子は、片目片足という非常に攻めた設定をされている。隻眼ヒロインのアニメというと、『ef - a tale of memories.』や『Another』を思い出すところだが、どちらも10年以上前の作品であることに衝撃を受けると共に、その希少性が伺える。おまけに岩永は片足までないというオプション付きなので更に希少性が高い。

逆に、何が駄目だったのか。
これといって大きな減点要素はなかったのだが、あえて言えば盛り上げり切らなかった。
一番の見せ場は、鋼人七瀬に対する「合理的な虚構」だろう。鋼人七瀬を消滅させるために、結果ありきの虚構シナリオを構築する。これ自体は個人的に大好きな流れなのだが、演出のせいか、いまいち盛り上がらない印象を受けた。裏番組で肉弾戦を展開する九郎先輩も虚しいかな。

結論:第二期に期待する。
繰り返しになるが、決して悪い作品ではない。今期は比較的レベルが高い中、最後までそれなりに楽しく視聴することができた。

以上、アニメ『虚構推理 』の感想/評価/考察/レビューをレポートした。