大人気漫画『五等分の花嫁』が最終回を迎えたことが話題になっている。五等分読者の多くが気にしていた花嫁(五つ子から最終的に選ばれるヒロイン)も確定した。
アニメ組の私としては、結末に至る伏線さえ知ることができればよいと思っていた節があるので、意外と早くに回答を得られて嬉しく思っている。
というわけで、漫画『五等分の花嫁』最終回の結末をネタバレありで考察する。なお、本編における伏線の詳細な考察は行なわない。ここで公開する内容は、よりメタな視点からの考察である(意味深)。

ちょうど1年前のクール、2019年冬アニメにおいて『五等分の花嫁』をレビューした。



このアニメが私と『五等分の花嫁』との出会いであり、私は所謂アニメ組である。そして、アニメ組という圧倒的「にわか」であるにもかかわらず、『五等分の花嫁』の結末として結婚相手を予想している。五等分ガチ勢に怒られそう。

結局、現在に至っても原作漫画を読んでいないわけだが、やはり結末だけは、五つ子の誰が選ばれるのかだけは気になって夜も眠れない(昼は寝る)。
2020年2月19日発売の『週刊少年マガジン』で最終話が公開されたということで、邪道にもネット上のネタバレ情報を収集してきた。
そのうえで、『五等分の花嫁』の結末をレビューしたい。いきなりネタバレをブッこんでいくんでよろしく。

結婚相手は四女の中野四葉。

何の捻りもない直球ネタバレである。
この結末を知り、まずは作者・春場ねぎ先生を称賛したい。高評価ポイントは主に2点ある。

1. ハーレムエンドにせず一人のヒロインを選んだこと。
この手の作品であれば、誰が選ばれたとしても賛否両論で炎上しかねない。
事前に作者から結末として花嫁に一人が選ばれる旨が宣言されていたようだが、結局どう転ぶか確定していない。「俺たちのハーレムはこれからだ!」的な安易かつ無難な結末にしなかった点は評価に値する。

2. 花嫁選択において読者に忖度しなかったこと。
特にアニメ版において、三女の中野三玖がメインヒロインとして立ち振る舞っていた。実際、原作の人気投票でも三玖が圧倒的に人気のようだ。
花嫁に一人を選ぶとして、最も非難が少ない選択肢が中野三玖であったと言える。この安全策を採らずに、作者の考えた結末に至ったことに意味がある。

ここから、内容に入っていく。
と言っても、冒頭に述べたように詳細な伏線回収は考察しない。そのあたりは五等分ガチ勢に譲る。私は私なりの色を出していきたい。

こちらが五等分クラスタの間で話題を呼んだ第121話の「花嫁当てゲーム」である。

メインヒロイン決定の結末に炎上する五等分の花嫁
作者に意図があったのか不明だが、ある種の読者参加型イベントとなり、五つ子との対応が議論された。
この企画自体それなりに面白いものであるが、花嫁である中野四葉が「過去に主人公から見分けられなかったことを気にしている」という背景があるようだ。
これは良いエピソード。上述記事で作者は多胎児への愛が足りないなどとボロクソに書いたが、春場ねぎ先生を見直した。結末に直結する設定として申し分ない。

ところで、上述記事における個人的花嫁予想をレビューしよう。
予想通りに予想は外れた(哲学)。
私が即興で考案した「五つ子一人説(多重人格説)」はあまりにもエキセントリックなので、残念だが当然である。
しかしながら、多重人格説ほどに作品タイトルである「五等分の花嫁」を回収する結末はないのではないか。原作漫画で主人公から選ばれるヒロインが中野四葉に決定したわけだが、「五等分の花嫁」の意味が解されるような結末だったと言えるのか。
たしかに、第1話「五等分の花嫁」に始まり第122話(最終回)「五等分の花嫁」に終わるという、終始のサブタイトルに作品名を冠する手法は面白い。だが、結局「五等分の花嫁」のタイトル回収がなされたのか否かという実体的な意味の方が重要である。
「五等分の花嫁」「タイトル」「意味」で複合検索しても情報が得られなかった(検索結果がヒットし過ぎてしまう)。うまい検索方法はないものか。
全般的なネタバレ考察ページで上位のものをいくつか閲覧した結果としても情報が得られなかったことから、「五等分の花嫁」の明確な意味は最後まで判明しなかったものと考えられる。この点は残念であり、多重人格説を自画自賛してしまう今日この頃である。

さて、アニメ『五等分の花嫁』の第2期が2020年秋クールに放送予定であることが比較的最近発表された。
このアニメ第2期に期待することは、マルチエンディングである。
ぜひとも原作とは異なる結末、別ヒロインが選ばれるルートを見せて欲しい。これこそがメディアミックスの秘める大きな可能性である。もちろんハーレムエンドはNGだが……願わくば、堕天使エヌ考案の多重人格エンドが落とし込まれたアニメを視聴したいものよ。
また、『五等分の花嫁』は実写化不可避である。実写化となれば原作ファンやアニメファンが激怒して炎上するだろうが、昨今の風潮からして避けられない流れだと言える。そして、実写化においても、マンガともアニメとも違うオリジナルのエンディングが期待される。ここに多重人格エンドを採用してくれても、私は一向に構わん。

以上、『五等分の花嫁』最終話結末をアニメ組視点でネタバレ考察した。


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