ごきげんよう。

前回に引き続き、新型コロナウイルスの話題に便乗していく。
今回は特に大人気のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について語りたい。この高度に政治的な問題に対して、真面目に論じることなく、不謹慎なネタを垂れ流す。

新型コロナウイルスの流行というイベントに、ついつい胸が高まる。巨大な災害に遭遇したような気持ちである。
特に奇病の蔓延という展開は、人類滅亡のシナリオとしても、なかなかどうして面白い。

新型コロナウイルスに付随する数々のサブイベントの中では、個人的にクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が興味深い。
このクルーズ船に関して、日本政府の対応に賛否両論が噴出しているが、私にとって重要度は低いのであえて意見を述べない。
着目すべきは、「乗客をウイルスと共に地上から隔離する移動体」という、まさにゾンビ映画にうってつけのシチュエーションである。

ダイヤモンド・プリンセスをクローズド・サークルと考えれば、ミステリィにおいても最高のシチュエーションと言えよう。
おそらく船内には、偶然にも豪華客船のチケットを貰い受けた名探偵が乗り込んでいる。殺人事件のにおいがプンプンするぜ。
実際、社会から見放されたような隔離状態にあるわけだから、精神的に追い詰められ、魔が差して犯罪に走ってしまう可能性は否めない、これはデューク大学の心理学に関する論文にも示唆されるメンタリズムである(誤読定期)。

もうひとつ思い出してしまったことは、『Fate/Zero』で主人公・衛宮切嗣が師匠を乗せたジャンボジェットをミサイルで撃墜するエピソード。
たしかジェットが着陸してしまうと地上にもゾンビを増殖させてしまうから、師匠と民衆とを天秤にかけての苦渋の選択であったと記憶している。
へたれの日本政府はクルーズ船ごと感染者を処分することなどしない(もし実行したら世界各国から非難されるだろう)。だが、これがもし中国であれば、あるいは……。

このようにダイヤモンド・プリンセスはネタの宝石箱である。
二の次の話だが、またの機会に気が向いたら、ダイヤモンド・プリンセスに関する陰謀論を語りたい。

以上、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」とかいうクローズド・サークル