ごきげんよう。

久々にニートブログらしく労働問題を取り扱いたい。
最近、トヨタ自動車、三菱電機、と圧倒的知名度を誇る大企業のパワハラ自殺が発生して話題になっている。こうした労災を引き起こした大手メーカーに関して、理系院卒ニートである私が学生時代にイメージしていたことを緩く語りたい。
なお、安倍総理が警察の捜査をコントロールしているなどの陰謀論は展開しない模様。

もはや説明不要だろうけれど、いちおう事件の概要を引用しておこう。

トヨタ社員がパワハラ自殺 適応障害発症、労災認定

 トヨタ自動車の男性社員=当時(28)=が平成29年に自殺したのは、上司のパワーハラスメントを受け適応障害を発症したのが原因として、豊田労働基準監督署(愛知県豊田市)が労災認定していたことが19日、遺族側の代理人弁護士への取材で分かった。

 代理人弁護士によると、男性は東京大大学院の修士課程を修了後、27年4月に入社し、28年3月から本社(同市)で車両設計を担当。上司から日常的に「ばか」「あほ」などと叱責され、「死んだ方がいい」などの暴言も受けていた。

 男性は適応障害を発症し、同7月に休職。10月、上司とは別のグループに復職したが、席は斜め向かいだった。男性は29年10月に社員寮の自室で自殺したとしている。

引用:産経ニュース(https://www.sankei.com/west/news/191119/wst1911190017-n1.html)

三菱電機社員、準備の発表会直前に自殺 元社員「パワハラは日常的」

 三菱電機の男性新入社員が自殺し、警察が自殺教唆容疑で上司を書類送検した事件で、男性は自殺した当時、社内向けの発表会へ向けた準備を進めていたことが7日、会社への取材で分かった。同社では過去にも社員の過労自殺や精神疾患による労災認定が相次ぎ、元社員は「パワハラが日常的で自浄作用はなかった」と話した。神戸地検は上司の刑事責任の有無を慎重に検討している。

 会社などによると、発表会は8月末の予定で、男性は同月下旬に自殺した。教育主任だった30代の男性社員が発表会の指導を担当。男性がこの上司に暴言を受けていたとの証言が同僚から得られたという。

 一方、三菱電機の技術職や研究職では2014~17年、長時間労働などが原因で自殺者2人を含む5人が労災認定された。うち、元研究職の30代男性はうつ病を発症したという。

 取材に「(三菱電機は)極限まで追い込んで成果を出させる体質だった」と振り返った。研修時から怒鳴られ、配属後の職場は上司の「死ぬ気でやれ」といった怒声が延々と響き、社員の1割以上が精神疾患で休職したという。

引用:産経ニュース(https://www.sankei.com/affairs/news/191207/afr1912070012-n1.html)

私は理系なので、周囲にはメーカーに就職する学生が多かった。
特に大手メーカーに関しては、いろいろと噂を聞いていた。なんだかんだで大分部のメーカーは厳しい労働環境を強いられるようなので、私はメーカーに就職することに怯えていたという話は一時保留しておこう。
当然のごとく、トヨタ自動車や三菱電機の噂もよく耳にした。

トヨタ自動車に関しては、激しく労働力を搾取されると言われていた。給料が高いという点でブラック企業ではないが、従順な社畜になる覚悟が必要と聞いた。
身バレのリスクが限りなく低いので情報公開すると、研究室の2学年上の先輩がトヨタ自動車に就職した。卒業後に何度か研究室に訪問しに来ていたが、それなりに仕事が大変だと言っていた。見た目は元気そうなので、そこまで悪いようにはされていないだろうという印象を受けた。
だからトヨタ自動車のパワハラ自殺事件は、なかなかどうして衝撃的である。単なる社畜奴隷工場だと思いきや、真っ黒のブラック企業ではないか。
結果論になってしまうが、トヨタ自動車で異常な文化が生まれるのも納得してしまう。あの周辺地域はトヨタ王国と言っても過言ではない。閉鎖的な環境がガラパゴス文化を育み、異常を異常と気付かない村社会が生まれるのだろう。
もう数年前から生存を確認していないが、先輩の無事を願うばかりである。

三菱電機に関しては、悪い噂は聞かなかった。
財閥系は安泰と言われていた。三菱重工は軍隊的という情報はあったので、三菱重工の方がパワハラがありそうなイメージを持っている。そういえば、トヨタ自動車に対して三菱自動車がゆったりと楽に働けるという説もあった(三菱自動車に就職した知人がいないので実情は不明)。ちなみに、財閥系の中でも特に「三井」を冠する企業がマターリ高給という噂があった。さらにちなむと、私は就職活動で三井化学や三井海洋開発に撃沈している。
これまた身バレのリスクがないと判断して言ってしまえば、三菱電機にも研究室の先輩が就職していた。その人は静岡製作所でエアコンの開発部門だったと記憶しているが、在学期間が被っていないこともあり一度しか会っていない。そのため三菱電機の内部情報はほとんど聞けていない。
上記記事によれば、三菱電機の技術職や研究職の労災認定が少なくないようなので、これまた意外である。最近の神戸でのパワハラ自殺については、関西人の過激な性格も影響していると推測される(偏見)。

というわけで、労働問題に関する大手メーカーのイメージをだらだらと書いてみた。
社会的地位を維持するのも大変なことであり、社畜はよく頑張っていると改めて認識させられる。
ニートの象徴たる立場から言えば、やはりリーディングカンパニーたる大企業が社会的規範となるように労働環境の改善(トヨタ風に言えば「カイゼン」)に努めてもらいたいものである。

以上、パワハラ問題の大手メーカーに対する理系院卒ニートの印象なり。