ごきげんようぃしゅ、あんど、うぃっしゅ。

マイブームのメンタリストDaiGo(松丸大吾。通称「イキリ論文太郎」)の観測をレポートする。最近この堕天使ブログがDaiGoヲチスレの様相を呈しているが、私が飽きるまでは楽しませてもらうとしよう。
YouTubeのDIGOチャンネルに新着動画「宿題は10分以上やってはいけない【10分ルール】とは」が投稿され、再び宿題無意味説が提唱された。先日の炎上原因となった過去動画「【衝撃】宿題が無意味であることが科学的に証明されている件」の正当性を主張するために作成されたことは、心理学や精神科学の研究結果を参照するまでもなく明らかである。
しかしながら、新作動画もメンタリストDaiGoのオナニーに過ぎず、視聴者からは冷めた目で見られてしまったと予想される。なぜ大衆心理を読むことを専門とするメンタリストともあろう者が、単なるオナニストに成り果ててしまったのか。

その答えはメンタリズムにある(ノルマ達成うぃっしゅ)。

本記事では、オナニストDaiGoの奇妙な言動について、心理学、精神科学、教育学の研究論文に基づいて解説する可能性が微粒子レベルで存在している。


正直もう祭り後のエピローグに入っているようなものであり、メインストーリーは下記記事参照うぃっしゅ。

【イキリ論文太郎】メンタリストDaiGoの炎上経緯まとめ【誤引用】


メンタリストDaiGo、君には失望したよ。
過去記事にも書いたように、馬鹿を演じているだけだと信じて応援してきた私の期待を裏切り、これほどの醜態を晒してしまうとはね(満面の笑み)。たしかに途中から本気でDaiGoの精神が異常なのかもしれないと懸念を抱いていたけれど。

それでは、問題の動画「宿題は10分以上やってはいけない【10分ルール】とは」の考察に入ろう。
最近のDIGO炎上騒動で宿題不要説が論破されたことを知っている視聴者からすれば、メンタリストDaiGoが意地を張って敗北していないとアピールする道化に見えただろう。
一方、DIGO炎上騒動に無頓着な人間からすれば不思議な展開であり、もしかしたらメンタリストDaiGoが宿題や教師にトラウマを持っているのではないかと考えた者もいるだろう。
つまり、メンタリズム的には、大多数の視聴者に対してマイナスの効果を与える悪手であったと推定される。

先日のメンタリストDaiGoヲチ記事で挙げたように、愚かな失敗の根底にあるものは、メンタリストとしての松丸大吾のプライド、古典風に言えば、「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」である。
そのメンタリズムを改善しない限り、今後も愚策を採り続けることになるだろう。

新たなる宿題無意味論動画「宿題は10分以上やってはいけない【10分ルール】とは」の中身もお粗末なものである。DIGO先生が嫌う「切り取り編集」になってしまうが、ツッコミどころが多過ぎるので御容赦願いたい。
メンタリストDaiGoは、一貫して「宿題が賛否両論」だとしている。

例えば、日本において宿題に否定的な結果が出ているエビデンスとして、「学校と家との摩擦」「家族による宿題代行」を挙げている。しかしながら、これらは学生が宿題に取り組むことの効果を直接的に否定するものでない。

勉強は学校の授業で完結するべきとも述べられている。
たしかに学校の授業時間だけで子供に学力を身に着けられるならば理想的だが、それができるほど賢い子供が少ないことを見落としている。義務教育は低レベルな生徒にある程度合わせる必要もあり、自分で学習計画を立てられないキッズのために宿題を出すことが無意味だとは考え難い。
また、算数などは演習が必須であり、この演習を授業時間から宿題に移すことにより、教師が無駄に待機する時間を削減し、すなわち労働生産効率が高まる。

メンタリストDaiGoとしては、最終的に「日本の宿題は意味ない」という結論に帰結させたいと見受けられる。これにより、宿題無意味論の権威を復活させると共に「日本に適用不可能」という反論も完封することができる。
この「日本の宿題は意味ない」説のエビデンスとして、タイラー教授の研究論文が参考文献に挙げられている(https://marginalrevolution.com/marginalrevolution/2005/06/i_always_hated_.html)。
なお、日本に対する調査結果の記載は、引用の引用、いわゆる「二重引用」である。元ネタは、Richard Morin’s WPの模様。そして、これは論文でもないコラムである。
それは捨ておいて、日本の宿題について記載されている部分を引用する。

Virtualy wherever they looked, the researchers found no correlation between the average amount of homework assigned in a country and academic achievement. For example, teachers in many countries with the highest scoring students — such as Japan, the Czech Republic and Denmark — gave little homework.  At the other end of the spectrum, countries with very low average achievement scores — Thailand, Greece and Iran — have teachers who assign a great deal of homework, Baker noted.

引用:Richard Morin’s WP(http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/linkset/2005/03/24/LI2005032401719.html)

おわかりいただけただろうか?
宿題の量と学業成績とは相関性がないという主張があり、それを裏付ける具体例として、学業成績の高い日本などの国では宿題の量が少ない(ほとんどない)との結果が引き合いに出されている。
この記載を前提とするならば、日本の宿題は短時間で成果を上げているということになる。そのため、「日本の宿題は意味ない」説のエビデンスとして挙げるには不適切である。

今回の「宿題は10分以上やってはいけない【10分ルール】とは」に関しては、論文の読み間違い以前に主張の説得力に欠けていた。それゆえ余計にプライドのために意地になっているように見えてしまう。
そもそも問題の核心が「DIGO動画の不正確性」にあるわけだから、これ以上あやしい主張を繰り返すようでは逆効果である。今後もゴリ押しで宿題不要論に固執するならば、メンタリストDaiGoの信用は失墜するだろう。
ちなみに、知的能力が低いほど一度選択した考えを変更できないことが多くの研究結果から示されている。何事も「損切り」が重要なのである。

最後に、心理学および教育学に造詣が深い堕天使エヌから、迷える子羊・松丸大吾の進むべき選択肢を示そう。

(A)宿題無意味論の敗北を認める。
(B)クーパー教授に弟子入りして宿題に意味がないことを研究により証明する。
(C)えらいてんちょう(えらてん)とプロレスする。
(D)少年革命家ゆたぼんと協力して宿題をぶっ壊す。

以上、宿題無意味論に固執するメンタリストDaiGoの危険な心理状態を解説した。