NHKをぶっ壊す!

NHKをぶっ壊す!

NHKをぶっ壊す!

きえええええええええええ(☝ ՞ਊ ՞)☝

――というわけで、いよいよ選挙の話をしよう。
参院選2019期待のダークホース(?)「NHKから国民を守る党」(N国党)についてニートの見解を示す。


NHKから国民を守る党と言えば、例の政見放送である。
N国党は選りすぐりの面白い芸人を集めた政党であり、政見放送はネタを披露するステージと化した。
お笑いライブの中でも注目ポイントを紹介する。

立花孝志:
NHKから国民を守る党の代表である。
安定したトークスキルを有し、隙あらば「NHKをぶっ壊す!」の持ちネタを入れていくスタイルで芸風を確立している。いちおう申し訳程度に、「NHKをぶっ壊す!」を実現する手段は、「NHKのスクランブル放送化」であると説明される。
それよりも今回の政見放送では、「NHKをぶっ壊す!」に加えて「不倫路上カーセックス」というパワーワードを公開した。
この導入としては、「なぜNHKをぶっ壊さないといけないのか」と問題提起した後、「NHKの男女のアナウンサーが不倫路上カーセックスをしたのに、NHKはその事実を隠蔽しているから」だと主張している。
そこからは、「不倫路上カーセックス」をリズミカルに連発してトークライブを進行する。
まさにマシンガン当職ならぬマシンガン不倫路上カーセックスである。

マジレスすると、日本放送協会(NHK)が職員の「不倫路上カーセックス」を隠蔽したから「NHKをぶっ壊す!」(放送法を改正してNHKスクランブル放送化)というのは滅茶苦茶な話である。と言うのも、一企業の職員が「不倫路上カーセックス」の末に解雇されたことをわざわざNHKが報道する方がおかしなことだと思われるからだ。
だが実際のところ、「不倫路上カーセックス」というパワーワードを連呼して笑いを取りたかっただけなのだろうから、これをもってN国党がダメだと言うつもりはない。
それにしても、手話役の人が真顔で「不倫路上カーセックス」を表現していたと思うとあまりにもシュールで笑える。
皮肉なことに、この立花孝志の政見放送が流れたことにより、NHKの公共放送としての姿勢が見直された部分があるだろう。

岡本ゆきのぶ:
「N国党の鉄砲玉」と紹介され、勢いのあるネタを披露する。
岡本介伸の一人芝居を見て、お笑いコンビ「いつもここから」のツッコミ暴走族ネタを思い出した。
私はもう長いことバラエティ番組を見ていないのだが、最近いつもここからが炎上気味のようだ。
芸人として再起不能なまでに干されたら、岡本介伸に代わって選挙に出ればいいさ。
なんだかんだ言っても君たちの方が面白い。

門田節子:
門田シスターズと称して滑稽な一人コントを披露する。
その演技力の高さは代表の立花孝志を凌駕すると言っても過言ではない。
おまけに、羞恥心を捨てた顔芸や糞ソング熱唱は称賛に値する。

とりあえず、N国党政見放送での注目株3名を紹介した。
やはり代表の立花孝志はバランスの取れたギャグセンスを備えていることがわかる。

ここから、NHKから国民を守る党というお笑い芸人集団を政治的視点で検討する。
一般的な政党は、憲法改正や消費増税などの国民注目度の高い政策に対する賛否や公約を述べている。
一方、NHKから国民を守る党は、「NHKをぶっ壊す!」(放送法を改正してNHKスクランブル放送化)の一点張りである。
これで議席を取ったとしても基本的な政策に対する動き方が未知数過ぎる懸念があるものの、「NHKをぶっ壊す!」だけは実現してくれるだろうという期待を持つ者も少なくないだろう。
「誰が当選しても政治は変わらない」と考えている市民が、実生活に関わる部分での変革を体験する可能性に思いを馳せるかもしれない。

しかしながら……
本当にNHKをぶっ壊すべきなのだろうか?

すなわち、日本放送協会はスクランブル放送を導入するべきなのか?
このスクランブル放送とは、受信料を支払った契約者のみが放送を視聴できる仕組みである。
インターネット上では、以前からNHKはスクランブル放送に切り替えるべきだという意見が出ていた。
NHKを視聴しない者が受信料を徴収され、NHKを視聴する者が受信料を踏み倒し得る、不平等なシステムを頑なに運用し続ける日本放送協会は、悪の秘密結社のようだ。
対して、サービスを利用する者だけが料金を支払うというシステムは、至極合理的である。
かく言う私もNHKスクランブル放送化に賛成であった。
……そう、過去形である。

合理的であることが必ずしも功利的であるとは限らない。

また堕天使エヌが名言を生み出してしまった。

NHKから国民を守る党は、日本放送協会の在り方を考え直す機会を与えてくれた。
近年NHK受信料の支払い率が低いことが話題になることがある。
放送法によれば、テレビなどの受信設備を設置した時点で契約義務が発生するにもかかわらず。
ここで、私は一人暮らしを始めてから一度としてNHK受信料を支払ったことがない。
前述のようなインターネットの情報の影響が大きかったと言える。
であれば、仮にN国党が議席を確保しても、私の生活に何ら利益をもたらさない。

これを踏まえ仮説として、NHK受信料の支払い率は年齢が低いほど低くなる傾向があるのではないか。
一度契約したら解約するのが面倒で契約を自動更新してしまうことが会員制ビジネスの強みである。
仮説ではなくデータで示したいところなのだが、残念ながら適当な統計が見当たらない。
NHKの受信料支払い率は、最下位の沖縄に次いで東京がワースト2位というデータは発見されたが、これが直接「若年層のNHK受信料の支払い率が低い」という説を裏付けるものではない。
国勢調査で都道府県別の平均年齢が出ているけれど、NHK受信料は世帯ごとに課されるため、都道府県別のNHK受信料支払い率と組み合わせて考えることはできない。
データサイエンスの専門知識があればどうにか分析できるのだろうか。
所望する統計としては、世帯主年齢階層別NHK契約率である。

ここでは簡単のため、世帯主年齢が高いほどNHK契約率は高くなることを仮定する。
この場合、日本放送協会は、高齢者から優先的に資金を巻き上げて社会に還元していると言える。
であれば、功利的なシステムを運用していると言えるのではないか?
すなわち、合理的であることが必ずしも功利的であるとは限らないということである。
放送法に保護されたNHKの集金システムは、不平等であり、一見悪徳商法である。
だが、日本の未来を考えれば功利的なシステムを運用するNHKは、さながら偽悪のヒーローと言えよう。

以上の結論として、日本放送協会は現行の受信料システムを継続すべきである。
したがって、NHKから国民を守る党は議会に必要ない。
本当にぶっ壊さなければいけないものが、おわかりいただけただろう。
それでは諸君、御一緒に……

N国党をぶっ壊す!

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