『幽遊白書 100%本気(マジ)バトル』(幽白マジバト)ゆるゆる攻略プレイ番外編。
マジバト界隈で話題の「暗黒武術会マニュアル操作解禁」をネタにしていきたい。

この暗黒武術会マニュアル化が実装される以前から、堕天使エヌは仕様変更に否定的な考えを持っていた。実際にマニュアル仕様が実装された感触も予想通りといったところであった。
しかしながら、一周回って楽しい気持ちになってきたので、本記事は不満を並べるだけに終わらないポジティブなものになる予定である。意識高いニートは基本的に前向きなのだよ。
また、暗黒武術会マニュアル化事件を単なるソシャゲの騒動と捉えずに、より一般化して検討していきたい。


冒頭で触れているように、元々私は幽白マジバトの暗黒武術会マニュアル操作解禁に反対であった。これに関してはニケ月前の記事で熱く語っている。
暗黒武術会マニュアル操作解禁の仕様変更は悪手であったと言わざるを得ない。私の考えは既に述べているので、以降では詳しく語らない(予定)。
この改悪を受けてのマジバトユーザーの反応がまた面白かった(と言っても、堕天使ブログを含めて幽白マジバトに関するコンテンツが少なすぎるため、多数派を代表する意見とは言えない)。

・暗黒武術会マニュアル化たーのしー!←ほーん
・事前に仕様変更反対の意思は表明していないがマニュアル操作はあかん←わかる
・事前に仕様変更賛成の意思を表明していたが思っていたものと違う←は?
・なぜ今更変更したのか理解に苦しむ←はあああああああああん???

それぞれ見ていこう。

>暗黒武術会マニュアル化たーのしー!
色々な趣味趣向のフレンズがいるからね、仕方ないね。

>事前に仕様変更反対の意思は表明していないがマニュアル操作はあかん
何事も現状に不満のある層(特に馬鹿)の声が大きい傾向にある。暗黒武術会がオート固定の時代に、わざわざマニュアル操作反対の声を大にするモチベーションも湧かないだろう。

>事前に仕様変更賛成の意思を表明していたが思っていたものと違う
もうね、アホかと。普通にマニュアル化したらこうなって当然よ。あまりにも想像力が欠如している。

>なぜ今更変更したのか理解に苦しむ
本来マジバト運営は暗黒武術会オート固定を維持したかったのだが、マジバトユーザーの一部からの暗黒武術会マニュアル操作解禁の要望が無視できないレベルに大きくなってしまった。
そこで実施されたものが、マニュアル実装までの時間を空けると共に実装前のオート作戦システム導入である。これはマジバト運営からの無言の拒絶であり、我々に与えられた最後のチャンスだったのではないか?
つまり、ワンクッション入れて、その間に暗黒武術会マニュアル操作解禁の要望が沈静化するか試されていた。小学校教員の持ちネタである「皆さんが静かになるまで5分かかりました」の応用である。しかしながら、大人げないマジバトユーザー達は数か月経過しても静かにならなかった。結果が御覧のありさまである。


このような問題は、ソシャゲ界隈に限定されるものでなく、他界隈でも教訓とするべきものと言える。
特にクリエイターが該当するだろう。ユーザー満足度を上げなければ作品が売れないけれど、ユーザーに迎合していては作品が破綻する、というジレンマである。そもそもクリエイターは、ユーザーが容易に考え得るイメージを超えていかなければ意味がないはずなのに悲しいことよ。

良い例として、私がリスペクトする漫画家の久保帯人先生のありがたい言葉を引用させていただこう。
才能も無く、努力もせず、そのくせ与えられるものに不平を言って、努力する人間の足しか引っ張れないような奴は、目を瞑ってどっか隅っこに挟まって、口だけ開けて雨と埃だけ食って辛うじて生きてろ。
[久保帯人Twitterアカウントのツイートから引用]
つまり、そういうことである。製作者サイドは、ユーザーの要望を取捨選択する基準を持たなければならない。久保帯人先生は、ファンからの理不尽な意見を大胆に切り捨てる英断を行った。オサレ師匠の名はダテじゃないことがおわかりいただけただろう。このようなストイックな姿勢から、漫画『BLEACH』における他の追随を許さないLIVE感が生み出されているのである。
ネット界隈では、『BLEACH』がオサレギャグマンガなどと揶揄されがちだが、それは本質を理解していない。いかなる批判を受けようとも自身の芸術を貫いた久保帯人師匠は、近年有数の尊敬に値する漫画家である。

悪い例としては、日本の政治である。
老害という既に思考力が低下してしまったユーザーに迎合するために、ゲームシステムの改悪が繰り返されている。楽観的に考えると現在の老害が消滅すれば政治が改善するはずだが、現在の若者が未来の老害となることが懸念されている。これは、昔ながらの魔王が倒れても第二第三の魔王が現れる伝統芸であり、鬼を追う者が鬼になる展開とも似ている。
つまり、なんもかんも政治が悪い。


さて、幽遊白書マジバトの話に戻る。
運営からの無言の抵抗もむなしく、無能ユーザーの声に屈して仕様変更に至った。
もう起きてしまったことは仕方ない。ここからポジティブシンキングだ。

このままいけば幽白マジバトは、採算を取れなくなり、近いうちにサービス終了となる。
だが、逆に考えれば、予測可能な破綻が間近にあるソシャゲという泥船に乗っている状況は、非常に貴重な体験と言える。
このままサービス終了しても面白いし、巻き返しの神の一手が見られる可能性もある。

神の一手と言えないまでも、一つの策を例示しよう。
「魔界の扉編」に入ったことを口実に「魔界統一トーナメント」コンテンツを旧暗黒武術会システム(すなわちオートバトル)として導入する。これと同時に、現「暗黒武術会」コンテンツの報酬を陳腐化させる(暗黒武術会の報酬のクオリティを下げるか、魔界統一トーナメントの報酬のクオリティを高く設定する)。
上記仕様変更により、茶番と化した暗黒武術会を完全にオワコンとして、改めて魔界統一トーナメントで仕切り直しを行うことができる。ここで、一度は想像力の足りないユーザーにマニュアル操作を見せているため、そして形だけでも暗黒武術会を残しているため、再びマニュアル操作を声高に叫ぶ無能ユーザーは少ないだろう。
先程ふいに思いついたが、なかなかどうして妙案じゃあないかね?

この堕天使エヌはポジティブなニートである。
幽遊白書マジバトの行く末を楽しみにしながらも、(たぶん)今しかできない暗黒武術会マニュアル戦を遊び尽そうぞ。近日中に糞仕様攻略スキームを提案したい。
いやはや楽しくなってきた。

以上、幽白マジバトの暗黒武術会マニュアル操作解禁を受けてのソシャゲ仕様設計検討会をレポートした。
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