人工知能に基づく平成最後の新元号予想ランキング――
というわけで、今回もタイトル詐欺でお届けしていく。

いよいよ新元号の名称発表が間近に迫っている。本日3月29日時点の情報のよれば、4月1日の午前中に発表される予定とのこと。こいつは楽しいエイプリルフールになりそうだ。

本記事では、この堕天使エヌが遂に改元に関してお気持ち表明を行う。
また、釣りタイトルの人工知能にも申し訳程度に触れる。
そして、気が向いたら、邪気眼の力により新元号を予想する。


堕天使エヌのお気持ち表明。
この改元自体が茶番劇であり、甚だ遺憾に思う。
ようやく元号という元号制廃止の好機を得たのに、なぜ思考停止で改元するのか。なぜ元号廃止しないのか。天皇も、政治家も、官僚も、馬鹿ばかりで困る。

何でもかんでもガラパゴス文化を捨てて世界標準に合わせれば良いものでもないが、元号制に関して言えば本当に無意味な茶番であることから、平成とともに過去の遺物になるべきだったと思われる。
たしかに、インターネット界隈では新元号予想が盛り上がっているし、元号発表の4月1日や新元号施行の5月1日には改元フィーバーが巻き起こるだろう。だが我々ネット民は、金も落とさず騒ぐだけであり、たいした経済効果ももたらさない。多くの企業にとって、システム変更を強いられることのコストが利益を上回るだろう。これによりシステムエンジニア(SE)の求人が増える公共事業的な効果があると考える者もいるだろうが、どうせ限られたSEソルジャーがデスマーチを迎える結末が見えている。
このような苦言を呈するのも今更であるが、お気持ち表明のついでに語っておいた。


さて、新元号を人工知能(AI)のより予想する試みが行われていることだろう(調査なし)。
しかしながら、人工知能の新元号予想が的中する可能性は限りなく低いと思われる。
第一に標本データが少ない。新元号が232個目の元号となるので、平成までの231個の元号が参考データとなる。近年もてはやされているAI技術の多くはビッグデータが前提であり、このようなデータ不足ではお話にならないだろう。そのうえ、最終的に非論理的に選ばれるだろうから人工知能が論理を突き詰めたところで正解にはたどり着けないだろう。
一方、軽く「新元号予想」をぐぐって見たところ、過去に使われた漢字の回数をカウントしているサイトを発見した。新元号予想のように人工知能の適用に向かない問題に対して、AI的アプローチをするなどナンセンスだと言わざるを得ない。自ら人工知能の下位互換になっていく滑稽なスタイルである。定期的に人工知能に奪われる仕事の話題が上がることに対し、たいてい私は大袈裟な危惧だと考えているけれど、AIの下位互換でしかない人間は職を奪われていくだろう。
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ということで、新元号を予測するにあたり、フィーリングこそが最高のアプローチだと考えられる。最低条件として、限定されるルールは満たさなければならない。朝日新聞デジタルが記載した条件に番号を付して見ていきたい。
1. 常用漢字を使う
2. 1文字の画数は多くても12~15画
3. 頭文字は「M,T,S,H」以外
4. 民間の元号予想ランキングの上位はなるべく避ける
5. 人名に多い2文字は避ける
6. 大企業と同じ名称も使わない
[朝日新聞社]

>1. 常用漢字を使う
当然である。書けないと困るし、読めないと困る。非常用漢字は文字化けする可能性もあるので厄介。

>2. 1文字の画数は多くても12~15画
上限に幅があるのは気に食わないが、手書きの労力を考慮しているのだろう。
例えば、平成に活躍した偉人の堕天使エヌをリスペクトして「堕天」を元号に選ぼうとしたとき、「堕」が12画なのでしっかりと条件を満たしていることがわかる。これはワンチャンある。

>3. 頭文字は「M,T,S,H」以外
混同防止として妥当な方針である。
ゆえに、平成に活躍した偉人の堕天使エヌをリスペクトして「N」を頭文字にする新元号が有力だと考えられる。

>4. 民間の元号予想ランキングの上位はなるべく避ける
つまらない意地である。
たしかに簡単に新元号が予想できた場合、先に商標登録だとか商業戦略を打たれていると面倒なので残当か。

>5. 人名に多い2文字は避ける
新元号「田中」とか草しか生えない。
平成に活躍した偉人の堕天使エヌの本名は「伊達紫苑」だと言われている。ここで、「伊達」も「紫苑」も人名として多いわけでもないため、可能性は大いに残されている。

>6. 大企業と同じ名称も使わない
特定の団体が得をしないようにということだろう(テキトー)
紛らわしかったり、権利関係も面倒だったりする。


ところで、新元号『安久』が話題になっていたが、これは非公式情報なのか、ルール4により否定されてしまった。「安」の文字を冠するなど、安易な選択であり、安っぽいと言わざるを得ない。駄作が選考対象から外れて良かったと言えよう。

それでは、ニートのフィーリングに基づく新元号予想を発表する。

1.  凪和(なぎわ)
前述の通り頭文字で堕天使エヌをリスペクトし、かつ、平和の象徴として同種の意味を有する「凪」「和」を重ねた。凪和こそが新元号に相応しい。我ながら妙案である。

2. 新登(にいと)
同じく「N」の称号を冠し、かつ、今後さらに増加することが見込まれるニートの地位向上の願いを込めた。字面だけならポジティブだが、読みがNEETであるため、残念ながら選ばれる可能性は限りなく低い。

3. 縁司(えにし)
堕天使エヌの世を忍ぶ仮の名前のひとつ「縁」に由来する。縁起がよさそうな字面のため新元号としてワンチャンある。

4. 栄寺(えいじ)
エイジ……お前と戦いたかった……

上記4つの候補がニートが予想する新元号である。これら4つの中から元号が選ばれたとき、諸君は更に堕天使エヌを崇めることになるだろう。改元が楽しみである。


以上、人工知能に基づく平成最後の新元号予想ランキング【AIの下位互換になる人間】をお届けした。

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