ごきげんよう。

本記事では、ニートエンジニアとして知られる堕天使エヌによる、『幽遊白書 100%本気(マジ)バトル』(幽白マジバト)のゲームシステムに対する改善提案を行う。最近ぼちぼち幽白マジバトの記事を書いているように、そこそこにプレイしているのでユーザの立場からの気付きもあるわけだ。
なお、ニートエンジニアはあくまでもニートであり、情報科学を専門的に学んだこともなく、システムエンジニア(SE)などとしての労働経験もない。そのため、特に難解な理論を持ち出さないので、臆せず続きに進みたまえ。


まず、改善提案に至る背景を説明しよう。

既に、幽白マジバトにおける作業ゲー要素を激減させる「繰り返し戦闘」機能が実装され、神アプデだと称賛されている。
さらに最近、マジバト運営により暗黒武術会における「マニュアル操作の解禁」および「オートプレイ時の作戦設定機能実装」が発表された。この暗黒武術会は、幽白マジバトにおける他プレイヤーとの関わりがある数少ない要素なのだけれど、オートプレイ固定、すなわちマニュアル操作をできない仕様が運ゲーとして以前から批判されてきた。このような顧客(プレイヤー)からの声に耳を傾け、マジバト運営が満を持して上記仕様の実装に取り掛かることが宣言されたわけだ。
つまり、ユーザの意見が意外と反映されることが期待できるため、ニートエンジニアが重い腰を上げてゲームシステムの改善提案を行うのである。


さて、ここで例のごとく軽い脱線を入れよう。
上述の暗黒武術会仕様の変更は、賛否両論ありながらも、神アプデとしてマジバト運営を称賛する声が上がっている。しかしながら、あえて言おう――

違うな、間違っているぞ!

この賢者たる堕天使エヌの見解として、暗黒武術会のマニュアル操作は解禁するべきでない。束の間の悦びは虚しさしか生み出さない。その心は……


この角度で攻撃するのはフェアじゃないな…戸愚呂決勝戦

そう、フェアじゃないからである。私が言いたいことは、いつも戸愚呂が代弁してくれる。例えば、声優の花澤香菜を見るたびに「この角度はフェアじゃない」と戸愚呂がぼやいていた(戸愚呂はそんなこと言わない)。
なお、上図は漫画『幽☆遊☆白書』(冨樫義博)より(著作権遵守アピールと見せかけたSEO対策)。

脱線に次ぐ脱線なので、元の脱線進路に戻ろう。
幽白マジバトにおける暗黒武術会は、オートプレイだから意味があるものであり、マニュアル操作はフェアでないと考えられる。オートプレイ縛りからマニュアル操作が解禁されれば、現在均衡している相手との対戦では、まず負けることはないだろう。それだけマニュアル操作なら効率的な立ち回りで戦闘でき、それを知っているからマジバトプレイヤーは苛立ちを覚えた。このようなストレスは、マニュアル操作を導入すれば一時的になくなるだろう。勝利に酔うあまり「俺もこっちで強くなりすぎた」と豪語する慢心王も現れるだろう。
だが、両者オートプレイで均衡していたフェアな相手と戦う機会は損失するのである。格上相手にハンデ戦をしてもらい続けることに虚無感を覚えないだろうか?

例えば、ドラゴンクエストⅧ(ドラクエ8)のサブイベントであるバトルロード闘技場では、モンスターチームのオーナーとなり自分で組んだモンスターたちにオートバトルを挑ませて勝ち上がっていく。モンスターたちが非効率的な行動を取ることもあるが、それもまたお可愛いことである。オーナーがしてやれるのは自分なりに最良のチームを作ることであり、あとはメンバーを信じて見守るべきなのである。自分の駒がうまく動かないことに逐一腹を立てず、オーナーの視線で余興を楽しむ寛大さが求められるわけだ。

または、実子や弟子の幼女が、遊戯王カードやポケモンカードなどのカードゲームの大会に出るとしよう。私達ができることは、幼女にデッキ構築や戦術を教えることまでであり、本番は幼女が自らの意思で戦うものである。幼女がどんなに愚かなプレイを行おうとも、それを鑑賞して愛でるのが親として師匠としての正しい在り方である。間違っても「幼女の身体に入って無双してやる、ぐへへ」などと考えてはならない。

つまり、そういうことである。
まさに鉄のロジック!(意味不明)

不公平性に加えて、ニートの私が言うのも何だが、時間をかけた者が勝つような仕様変更はいただけない。一般にソシャゲは、時間を使う無課金プレイヤーに対して、金に物を言わせた重課金プレイヤーが技を超える限りない力(マネーパワー)で捻じ伏せるものである。
しかしながら、暗黒武術会のマニュアル操作とオートプレイとでは、マネーパワーでも砕けないほどの壁があるように感じる。だから人並みにプレイするためにはマニュアル操作をせざるを得ないだろう。金でも時間でもなく頭を使いたいというスタンスからも、暗黒武術会の仕様変更を喜べないのである。
せめて「オートプレイ時の作戦設定機能実装」だけに抑えておくべきだった。そうすれば、その後も仕様変更と称して様々なロジックを実験できたというのに、いきなり意のままに動かすプレイの完成形であるマニュアル操作を入れてしまったら、オートプレイの技術向上が注目されにくくなってしまうことだろう。



脱線初期あたりに話を戻すと、もともと暗黒武術会はあえてマニュアル操作が禁止されているものである。その他のクエストや四次元屋敷でオートバトルとマニュアル操作との切り替えができることからも、最初から技術的には容易であったことが明白である。それにもかかわらずマニュアル操作禁止としたのは、マジバト運営なりの設計思想があったからに他ならない。この設計思想は、おそらく私が主張してきたように、ソシャゲとしての数少ない他プレイヤーとの接点であるからこそ対等な相手とバトルするべきだということだろう。
ところが、マジバト運営は、愚かなプレイヤーの声に耳を傾け、設計思想に反するアップデートを行うことを約束してしまった。いつの時代も馬鹿ほどに声が大きい。数の暴力にやられるようでは、衆愚政治であり、愚の骨頂である。
まったく、君達には失望したよ。

もう告知してしまったので、今更アップデート中止にすると大炎上しかねない。暗黒武術会の仕様変更は決定事項として、ここから軌道修正する提案としては、マニュアル操作で勝って得られるポイントをオートプレイに比して低く設定する仕様とすることが考えられる。これがマニュアル操作推進派とオートプレイ保守派との最大公約数だと言えよう。


というわけで、ようやく本題に入る。
本題より前置きの脱線に注力するのは、堕天使ブログの特徴でおまんがな。

以前に幽白マジバトのチーム編成記事にて、「キャラリンクの仕様が不便であるが既に打開策を考えている」という旨を書いた話が今回の提案である。すなわち、キャラリンク要員に設定したキャラクターが四次元屋敷以外ではメインキャラとして使えないという問題である。
これに関しては、こういうものとして諦めているマジバトユーザが多いのか、あまり批判する意見を目にしない。だが、キャラリンクの仕様は、暗黒武術会のマニュアル操作固定のような設計思想によるものでなく、単なる設計ミスであると考えるべきユーザビリティの低い仕様である。
そして、おそらく簡単なアップグレードで問題を解決してユーザビリティを高められる。なお、簡単というのはニートエンジニアの定性的な意見なので、作業難航の結果、また不具合を連発して長期メンテナンスに入ったとしても堕天使エヌは一切の責任を取らない。
それでは、上記課題に対して、ニートエンジニアによるシステム改善案を説明する。


幽遊白書マジバト従来のチーム編成モデル

上図は幽白マジバト現行システムのチーム編成(四次元屋敷を除く)を模式的に表したものである。
このようにチームという従属変数は、メインキャラおよびサポートキャラを参照している。また、メインキャラのキャラクターは、キャラリンクのキャラクターを参照している。
つまり、キャラリンクに選択したキャラクターは、メインキャラという従属変数に取り込まれてしまい、チームという従属変数からはメインキャラとセットでしか参照することができなくなるわけだ。
ここまで長々と書いてきたが、システム改善案は至って簡単なことである。


幽遊白書100%マジバトル不便仕様の改善提案
メインキャラからキャラリンクを参照せず、従属変数のチームがメインキャラおよびサポートキャラに加えてサポートキャラを参照する。すなわち、メインキャラをキャラリンクから独立した変数として設計する。ただ、これだけのことである。
ユーザインターフェイス(UI)としては、現行システムのメインキャラ枠とサポートキャラ枠との間にキャラリンク枠を入れ込む構成にすればよかろう。システム変更自体よりもUI変更の方が面倒かもしれない。
これがニートエンジニアからの提案である。設計思想を捨ててまで暗黒武術会を改悪するのだから、キャラリンクのユーザビリティを向上させる提案は実行に移すべきだろう。


以上、ニートエンジニアが幽白マジバトのゲームシステムに改善提案してみると題して説明した通り、『幽遊白書 100%本気(マジ)バトル』のキャラリンクに関するアップデートを所望する。

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