私の記憶によれば、あやしい詐欺警告は数年前まで見覚えがない。

堕天使ブログの歴史は早3年弱であるが、3年前の時点では同種のギミックの詐欺サイトには遭遇していないはずだ。そして、嫌な予感が脳裏をよぎった。この堕天使ブログが詐欺警告の発信源となっている可能性が微粒子レベルで存在している、という不都合な真実である。

もちろん堕天使エヌはスーパーハッカーに非ず。だが、堕天使ブログが悪徳プログラムの温床になり得ることも身に覚えがないわけでもない。この件に関してはとりあえず保留する。

最近観測したWindowsシステム故障警告を紹介しよう。

「システムは3つのウイルスに感染しています」という見出しの下に、マルウェア、ウイルス、フィッシング/スパイウェアなどの不審な単語が並ぶ。

そして、ポップアップでに下記説明により［OK］のクリックが促される。

これを見た第一印象としては、日本語の不自由さを感じた。最初に「すぐに行動してください。」と書き出すのが、どうにも不自然に感じる。これは個人の感覚だろうけれど。

軽く調べたところ、［OK］を押すとNGのようだ。押すなよ押すなよと言われると押したくなってしまうのだが、ここはぐっと堪えるべきシチュエーションだろう。大切なPCの命を握られているのだから。ページごと消してしまえばよい。

Microsoftページの真偽を見分ける方法としては、本物のMicrosoftサイトはURLの前半に「microsoft.com」が入るとのこと。ほーん。

この手の詐欺関連の記事は、自分の備忘録にもなるだけでなく検索流入も見込める。最近ゲームコラボに多忙であるが、時間を見つけて「Windowsシステム故障警告」の類似詐欺案件について情報を追加していきたい。

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