2018年冬アニメの個別感想戦をマイペースに垂れ流していく企画。
今宵は『ラーメン大好き小泉さん』を語る。


古参の堕天使信者諸氏は御存知だろう。
堕天使エヌは、ニートであるとともにラーメン研究家である。
ラーメンに対する意識が高い。

という前提のもと、アニメ『ラーメン大好き小泉さん』の内容を振り返る。
当該アニメは各放送回の1話が数個の小タイトルで構成されている。
アニメ『ラーメン大好き小泉さん』の各話小タイトルを一覧にしながら思いを巡らせよう。


  • 一杯目
ヤサクマイニンニシマシカラメ
ラーメン二郎である。
アニメ『ラーメン大好き小泉さん』の何よりも評価できる点は、初手にラーメン二郎を持ってきたところにある。
ラーメン二郎とは、ラーメン界でも癖の強い系統であり、喰い手を選ぶラーメンとして有名だ。
いや、ラーメン二郎とは、二郎であってラーメンに非ざる食料だとする説が提唱されている。
また、ラーメン二郎はスポーツだとする過激派も存在する。

ある者は二郎を豚の餌だと呼び、ある者は二郎こそソウルフードだと主張する。
そして、ラーメン二郎をこよなく愛する豚どもは、自らをジロリアンだと称する。
二郎系ラーメンの特徴としては、荒い味付け、ギトギトの油、化学調味料、大量のニンニク、大量のもやし、などが挙げられる。
とにかく、ラーメン二郎を一度食べてみなければ理解できないだろう。
ファーストインプレッションは最悪かもしれないが、二郎の中毒性は遅効性だ。
ジロリアンへの扉が開かれるだろう。

小タイトルの「ヤサイニンニクマシマシカラメ」とは、二郎における無料トッピングの注文形式を表している。
俗に言う「コール」である。
店員から「ニンニク入れますか?」と聞かれた際、ヤサイ、ニンニクおよびカラメの量をオーダーする。
このとき、一般的な二郎では、なし、普通、多め、マシ、マシマシの順に量を増やす注文となる。
ここで、マシマシの量がどれだけ多いのかは店舗ごとに大きく異なる。
事前にネットや口コミなどで調査しておく必要がある。
なお、ラーメン二郎は味自体も各店舗に差がある。
味の好みは人それぞれだが、堕天使エヌは三田本店や目黒店の二郎が好きだ。

というわけで、ラーメン二郎は奥深いジャンルなのだ。
ゆえに最初から二郎をぶち込むアニメ『ラーメン大好き小泉さん』のアグレッシブな姿勢を高く評価する。
さて、小タイトル1つ目から力を入れすぎて疲れたので以降は流していく。
小休止として堕天使ブログの過去の二郎関連記事を御覧あれ。

【関連記事】
堕天使の闘病および食事療法†ヤサイニンニクマシマシ†


まーゆ
熊本ラーメンの話。
東京界隈にチェーン展開している「桂花」の熊本ラーメンを食べたことがある。
特に私の好みの系統ではない。
同じ細麺ならば博多系の方が好きだ。


こってり
天下一品、通称「てんいち」の話。
都心部各所に見られるチェーン店。
大衆店は面白みに欠けるため多くを語らない。



  • 二杯目
北極
蒙古タンメン中本のメニュー名。
このチェーン店もあまり私好みではない。
堕天使エヌは別に辛いものが苦手でもないし、むしろ結構辛党である。
だが、ラーメンに付加する香辛料は胡椒こそが至高だと考える。
唐辛子系統を過剰に入れたラーメンは邪道なのだよ。

コココココイズミサン
ラーメン店名かメニュー名にしろや。


  • 三杯目
サイミン
堕天使エヌはラーメン研究家だがハワイは守備範囲外だ。


味集中カウンター
一蘭の特殊な環境が紹介される。
私も上京して間もないころに衝撃を受けた。
一蘭はそこそこ美味しいと思うが、わざわざ行くことも少ない。


即席麺
堕天使エヌの得意分野。
二郎の話題で紹介した記事でも即席麺クッキングを披露している。


  • 四杯目
ようしょくてん
たいめいけんがモデル。
堕天使エヌはストイックなので、洋食店や中華料理店のラーメンを頼まない。

赤or白
博多一風堂……言わずと知れた有名店だ。
何度か食べた。そこそこ好き。
博多ラーメンと言えば「一風堂」の印象が強い。

コンビニ
セブンイレブン、いい気分。
これまた堕天使エヌはストイックなため、コンビニのラーメンを食べない。
コンビニでラーメンを買うくらいなら、自分で作る派だ。


  • 五杯目
トマトラーメン
太陽のトマト麺。
東京にそこそこチェーン展開しているので、方々で見かける。
しかしながら、堕天使の食指が動かないため入店したことがない。
ラーメンにトマトを入れておいしくなることが想像できない。

ミドリムシ
山手ラーメン本郷 安庵。
6億匹のミドリムシを混入したラーメンという売りだが、味は意外と普通。
ラーメン二郎が慶大生のソウルフードであるのに対して、みどりラーメンは東大生のソウルフードである。
また、ジロリアンに対してミドリアンと呼ばれる人種がいる(嘘)。
ヤサイニンニクミドリマシマシ。

行列
麺創房無敵家。家系ラーメンの有名店だ。
私も行列に並んで食したことがある。
味はうまい。だが、無敵家にあれだけ行列ができる理由がわからない。
堕天使エヌの持論として、家系ラーメンは味の格差が生まれにくい傾向にある。
たしかに無敵家の家系ラーメンはうまいが、競合店舗に対して一線を画しているとは思えない。
そのために無敵家名物の長蛇の列に並ぶ時間を考慮すれば、コストパフォーマンスは低い。
ディズニーランド気分で一度は並んでみるのも良いだろう。

【関連記事】
家系ラーメン「松田家」に舞い降りた堕天使【らーめん食レポ】


  • 六杯目
朝ラーメン
すごい煮干ラーメン凪。
新宿ゴールデン街店本館は24時間営業だ。
新宿店および渋谷店に訪問したことがあり、なかなか私好みのラーメン店だ。
今年池袋にも新店ができたようなので、機会があれば訪れたい。
煮干ラーメン凪の場合、24時間営業だから朝ラーメンに適している。
他の例では、単に開店時間が早いラーメン店があり、一部は朝のサービスがある。
朝ラーメンは良い文化だ。


冷やし
麺ダイニング ととこ。
訪問したことがあるのだが、味は全然覚えていない(無能)。
たしかクーポン券を貰ってしばらく財布に入れっ放しだった記憶がある。
それもまたどこかに行ってしまった。

とりあえず、冷やしラーメンは食べていないはずだ。
堕天使エヌは冷やしラーメンを邪道と見なしている。
記憶を呼び起こすために公式HPにアクセスしたところ、山形地酒「十四代」が頼めることが判明。
日本酒の中でも堕天使エヌが好きな銘柄だ。
次に訪問する機会があれば、ラーメンに合わせて十四代を飲みたい。


博物館
新横浜ラーメン博物館。いわゆる、ラー博。
なんだかんだで数回訪れたことがあるが、かなり金を使わせる施設である。
入場料を取るうえに、ラーメン博物館内のラーメンは単価が高い(ラー博価格)。
おまけに各店舗ミニラーメン(量少な目で割高)を用意して、さらに金を落とさせようとしている。
すなわち、コストパフォーマンスが驚異的に悪い。
新横浜ラーメン博物館とは、金の亡者に支配された恐ろしい空間である。
都心部で安価なラーメンを提供する二郎を見習ってほしいものだ。
本編の話に戻ると、アニメ『ラーメン大好き小泉さん』の中でも神回であった。
なぜなら幼女が登場するから、そして幼女がかわいいからだ。


  • 七杯目
全国
行こうぜ、全国!
(面倒なので省略だなんて言えない)


  • 八杯目
ご当地袋麺
水着回。 美沙たんペロペロ(^ω^)
インスタントラーメンを食べられる居酒屋が登場。
今までの流れから予想できるように、堕天使エヌに言わせればナンセンスだ。
インスタントラーメンは家で自炊して食べるものである。
ラーメン店のラーメンは家庭で再現しにくい味だからこそ、料金を払う価値があるのだ。

家系
家系総本山 吉村家。
家系に関しては、上記の「行列」麺創房無敵家を参照。
前述のように、家系ラーメン店は味に差が出にくいと考えている。
それでも、個人的な序列は存在する。
堕天使エヌの中でナンバーワン家系ラーメン店が吉村家だ。
諸君らも小賞味あれ。


  • 九杯目

そこに山があるからだ。ジョージ・マロニー
ゆるキャン△かな?
完全に高尾山である。
堕天使エヌとしては、山でラーメンなど邪道である。
山頂ではビールに限るぜ。


豚野郎
この豚野郎が!
二郎インスパイア系ラーメン店「野郎ラーメン」が登場する。
第一話でラーメン二郎を出しておいて、ここにきて野郎ラーメンとはいかがなものか。
二郎インスパイア系ラーメンはとは、基本的にラーメン二郎の劣化版に過ぎない。
化学調味料を多用した大振りな味付けのスープに極太麺を入れ、ヤサイ・ニンニク・アブラのコールを導入すればラーメン二郎を再現できるとでも思っているのか?
ラーメンの後に食べる綿菓子よりも甘い考えだ。
安易な二郎インスパイアは、ラーメン二郎に対する冒涜でしかない。
だが、野郎ラーメンには良いところがある。
豚増しラーメン(豚野郎)を注文すれば、見知らぬ店員から「豚野郎」と罵ってもらえる。
また、ビールが安い。
したがって、ビールと一緒にラーメンを食べたいドMにはお勧めだ。


背脂
一昔前に流行した背脂系ラーメンが特集される。
作中のラーメン店の中では、ホープ軒、野方ホープ、無鉄砲に訪問したことがある。
堕天使エヌは背脂系ラーメンの中毒症状に対して耐性が強い。

【追記】
らーめん平太周味庵の濃厚豚骨醤油ラーメンを食す

  • 十杯目
未知味の拉麺
ラーメン菊や……私にも未知の拉麺だ。
色が奇抜過ぎておいしそうだと思えない。

まわるラーメン
回転寿司のラーメン。
例のごとく堕天使エヌは邪道なラーメンと見なす。

挑戦受付中!!
神楽坂飯店。
ジャンボ餃子のチャレンジメニューが有名なようだ。
ラーメン店としての実力は不明。

  • 十一杯目
美味しいラーメン
どうとんぼり神座。
関西発で東京圏にも進出してきたラーメン店だ。
渋谷や新宿などに店を構えており、堕天使エヌは渋谷店に行ったことがある。
味は可もなく不可もなくと言ったところ。
「美味しいラーメン」とは大層な名前を付けたものだ。

大阪
大阪の様々なラーメン店が登場する(雑)。
放送に先んじて、堕天使エヌも関西のラーメンを食レポしている。

2017年12月12日:
【食レポ関西編】タコヤキを食べたかったがラーメンの引力に抗えない


  • 十二杯目
名古屋
Sugakiya。
しばらく前に食べたことがある。
たしか高速道路のサービスエリアだったか。
正直、個人的に好きではないラーメンだ。
スガキヤの和風スープをウドンの汁のように感じてしまう。
Sugakiya最大の長所は安さだ。

再開
春木屋。
名古屋からの流れを汲んで春木屋だ(テキトー)。
かつて新横浜ラーメン博物館で食べたことがある。
値段が高いわりに普通といった印象しかない。
たしかにラー博価格は普通の店舗より割高にされているだろうが。
最終話としては無難なところだと言える。
やはりラーメン二郎で始まったインパクトは大きい。


中略
疲れてしまった。
なんもかんも二郎が悪い。
第4回~第12回の内容は後日追加する。
……本当に近日中に更新するからさ。



【後記】
なんとか公約通り最後まで書ききった(2018/5/20)。
各話ごとに堕天使エヌのやる気にムラがあるが御愛嬌だ。


全体として、ラーメンの描写へのこだわりが見られた。
そして、登場ラーメンの特性がよく研究されている。
ラーメン評論家の堕天使エヌも感心する内容だ。


【関連記事】
2018年03月29日:
2019年02月07日:



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