ごきげんよう。
気が向いたので、まともに記事を書こうと思う。


あれは去年の冬――
つまり、比較的最近の話だ。
ひきこもりニートの堕天使エヌは、珍しく外出する予定を作った。
しかも1日に2か所でミッションをこなすハードスケジュールだ。
実は計画的なスケジューリングである。
家から出る回数を極力減らしたい。また、同一方面の予定を同日に済ませた方が交通費が節約できる。
うまいことアクセスできるように予定を調整したわけだ。

これが後に悲劇を招くことなろうとは……


一件目の用事は無事に終わった。
時間にも余裕がある。
二件目の目的地まで、某鉄道の電車を使って優雅に移動した。
そして、華麗に改札を通過しよう。
タッチアンドゴーwwwwwwwwwwwwww

しかしながら、自動改札機の読み取り部が赤色に点灯した。
残高不足だ。
電子マネーにありがちなことである。
ひきこもりの私でさえ、SuicaやPASMOのデポジットが速攻でなくなってしまう感覚だ。
仕方がないのでSuicaをチャージするために引き返した。

自動券売機でチャージする段階で気付いた。
私は財布を持っていない。
一件目の用事では現金を使わなかったので、ここまで気付けなかった模様。
これは困った。
バッグを確認してみても現金は入っていない。
他にチャージ済みの鉄道用ICカードもない。
スマホにビットコイン用のウォレットがあるが、運賃の支払いはビットコインに対応していない。
一件目の用事で駅から出てしまっているので、このまま家まで帰ることもできない。
万策尽きた。詰んだ。
まさに脱出不可能の牢獄。
駅構内に堕天使が閉じ込められる事案が発生した。

そして、最後の手段に出る。
駅員への懇願だ。改札脇の社畜に事情を説明した。
気高き堕天使としては不本意であるが、出してもらえるよう土下座でお願いした。
ああ、土下座は嘘松だ。
結局、駅改札からの脱出が許可された。
その際、身元の情報を駅員に記録された。
残当だろう。

二件目の用事で帰りの運賃を獲得することに成功した。
なお、労働したわけではない。
限りなく乞食に近いスタイルで現金をゲットしたわけだ。
これにより問題なく帰宅できた。


†本事例からの教訓†
・現金が足りずに駅改札から出られないときは、駅員に相談すれば脱出可能。
・ひきこもりは現金を忘れがちなので注意が必要。
・外出は危険なので極力避けなければならない。



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