記事タイトルは小説『向日葵の咲かない夏』(道尾秀介)から。
夏ということで、ふと思いついて記事のタイトルに使いたくなった。
題名を使うからには『向日葵の咲かない夏』にも触れていこう。
ただし、今回は導入以外にネタバレなしの内容としたい。



ちなみに本記事は予約投稿である。
8日8日の記事に書いたように本日は猛暑日が予想されている。
東京は最高気温37度だとか言われている。
家にいると熱中症で死に至るリスクが高まるため、今頃私は避暑地に避難していることだろう。

さて、本題だ。
向日葵の咲かない夏』(道尾秀介)は学生の頃に読んだ。
かれこれ10年ほど前の話だ。
小学生、中学生、高校生の諸君は、読書感想文の題材にしてみると良い(にっこり)。

この小説は結構有名と言える。
特にミステリ界隈では異端の作品なのではないだろうか。
私は何よりもタイトルに惹かれて買うことにした。

『向日葵の咲かない夏』を簡単に紹介する。
殺人あり、グロあり、ホモあり、幼女あり、脱糞ありの最高にクレイジーな良作だ。

私からの紹介があまりにも酷いのでAmazonから内容紹介を引用してくる。


『向日葵の咲かない夏』(道尾秀介/新潮社)
夏休みを迎える終業式の日。先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。きい、きい。妙な音が聞こえる。S君は首を吊って死んでいた。だがその衝撃もつかの間、彼の死体は忽然と消えてしまう。一週間後、S君はあるものに姿を変えて現れた。「僕は殺されたんだ」と訴えながら。僕は妹のミカと、彼の無念を晴らすため、事件を追いはじめた。あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。
というわけで、内容に関する話は以上だ。
今回は堕天使エヌによる考察を書かない。

『向日葵の咲かない夏』は、ミステリ界隈でも賛否両論が大きく分かれ、散々議論されてきた。
考察厨としても格好の考察対象であり、様々な解釈が生まれている。
今回「向日葵の咲かない夏」でGoogle検索をしてみると、考察サイトが大量にかかってくることを再確認した。
これだけ手垢がついているので、今更ここ堕天使ブログで考察するまでもないという考えだ。
ただ、Amazonなどで使われる一般的な内容紹介の結びが印象に残った。

あなたの目の前に広がる、もう一つの夏休み。

既読後に初めて見たのだが、この一文は感慨深いものがある。

『向日葵の咲かない夏』の結末は、伏線から予想可能な部分もあれば、伏線から予測不可能と思われる部分もある。
ネタバレなしの方が作品を楽しめるというのは一般的な話だが、特に『向日葵の咲かない夏』はネタバレなしで読むことをおすすめしたい。
そして、既読後にネタバレや考察を検索してみると、また楽しめる。



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